ブラジル・ゴイアス州・アナポリス市、陶芸および農場の活動状況紹介、最近、陶芸工房を設置することになりました。

ブラジル情報

ブラジル情報

ブラジルは、面積851.2万km2を有す国で、気候は熱帯雨林(北部)、半乾燥(中央部)および温帯(南部)と多様性に富んだ国です。長い間、将来の国と言われて来ましたが、漸く世界各国投資家からの資金流入が始まり、将来の国伝説が本当になるかも知れない、そんな兆しが感じられるこの頃です。

当ページでは一般的経済状況、投資に関わる情報、将来、開発が進むと予想される地区等の紹介をしていきます。また別のページでは、ブラジル環境法情報とかアマゾン情報を提供して行きます。余り興味の無い方は、農場情報の方に進まれたください。

ブラジル一般情報

ブラジルは、世界各国の移住者で構成されて居るため、人種の坩堝。世界中の人種が融合しあい核反応を起こしてる状態です。また住民の移動も活発なため、外国人と言う発想が無い国かも知れません。それぞれの人がそれぞれの場で自由に活躍するそれがブラジルかも。だからその自由の箍が余り外れないように厳しい法律を敷いているのかも知れません。

ブラジル人種・地勢

南部は、イタリア、ドイツ、旧ロシア等の国々からの移住者で構成されていて、白人を主体とした経済で成り立ってる地区です。

サンパウロを中心とした南東部は、イタリア・ドイツに加え、日本からの移住者から構成される地域です。なおこの地域は、ブラジル経済の大半を担っており、サンパウロ、リオデジャネイロおよびベロオリゾンテと言う大都市があります。人種は、旧来のポルトガル系移住者、20世紀初め頃に入植した移住者、貧しい南東部から職を求めてきた比較的新しい流入者と雑多です。

東北部は、19世紀に沿岸部を中心としたサトウキビ産業を支えるために連れてこられた奴隷に旧来のポルトガル系の人達が混在する地域です。昔は貧しい地区の代表でしたが、近年は、ビーチ産業開発、資源開発等が進み、徐々に南東部と変わらない様相になりつつあります。この地区は、ビーチ開発を中心とした観光産業が経済の主体かも。

北部は、アマゾン流域から構成される地域で、深いアマゾン森林で覆われています。深いアマゾン森林で覆われていたため、人口もまばらで、アマゾン河河口の都市ベレン、20世紀後半に設置されたフリーゾン都市マナウスがある程度です。人種は、ポルトガル系の人達と、従来から住んで居た人達が混血して構成された地域です。なお、インディオと呼ばれるマイノリティーの大半はこの北部に居住してます。この地区は、国立公園およびインディオ保護区が広く分布しており、その面積はインドの面積に相当する面積です。

中西部は、新しい地区で、人が増え始めたのも、ごく最近です。この人口増加は、ブラジリア首都移転、日本の経済援助であるセラード計画を契機として、他の地域から多くの人が移り住み始めた地区です。色んなところからの新規流入者で構成されているため、人種は雑多。ちなみにブラジリア首都移転50年です。ブラジリアは僅か50年で約300万人程度の大都市に変貌しつつあります。

昔は移動の手段が限られていたため、現時点では、少し人種の差が見られます。ただこれは時間の問題で、人種坩堝化の最初のモデル国になる可能性を秘めています。

ブラジルは、昔から人種差別の少ない国でしたが、今後は更に、人種とは何かを考えさせられる国になるかも知れません。色んな人種が融合しているのみならず、アラブ人とユダヤ人同士も融合した国になってます。

こんなすばらしい国なのですが、入国制度が複雑、国内法が複雑等の問題が控えています。

ブラジルの問題点

ブラジルの問題点は数え上げたらきりが無いですが、入国段階から指摘したら次の通りかも知れません。
ってこれは当サイト管理人が感じただけかも知れませんが・・・。

  • 入国ビザ取得が複雑
  • 国が広く、まだインフラが充分でないため、移動に時間がかかる。
  • 銀行口座開設が複雑
  • 土地購入手続きが複雑
  • 投資は、環境法に基づいた設置が必要
  • 法律が複雑、特に労働法が厳しく労働コストが高くなる。
  • 税金が高く、忘れると課徴金か課せられ雪達磨式に膨らんでくる。
  • 治安対策費用がかかる。

以下簡単に説明しておきます。

入国ビザ取得が複雑

入国ビザは、他国に比べ非常に複雑且つ困難かも。最初のビザ取得と言う入り口でめげてしまいそうです。ビザの種類は色々ありますが、一般には、観光、ビジネス、文化教育、労働および投資というところです。観光もしくはビジネスビザ入手にしても結構な書類が必要。時間もかかります。個人で取得の場合、早期に問い合わせが必要です。旅行会社に依頼するのが一番早道。
滞在可能日数は、最長、ビザ延長を加えて一年180日です。それ以上の滞在は困難です。

文化教育等のビザは、労働ビザ、投資ビザに比べ比較的簡単。とは言っても受け入れ先の教育機関からのレターに色んなものが必要です。期間はその受け入れ先に寄りますが大学だと2年が一般的なようです。語学留学は、半年か一年だったと思います。延長は可能です。

労働ビザは超複雑。労働ビザ取得のためには、ブラジル国労働省の認可が必要です。この認可取得の条件は、最近厳しくなりブラジル人の労働を奪わない特殊技術者のみにしか与えられないし、時間もかかります。ビザ所得の条件は、労働省の認可を得て政府広報にて発表されることが条件です。この政府広報での発表があって初めてビザ取得の手続きに入れます。

まだ比較的簡単なのが投資ビザ取得です。このビザは一回発行してもらうと8年ぐらい出ますので非常に有用です。ただし、そのためには以下の手続きが必要です。

  1. 会社を設立する。
  2. 銀行口座を開設する。
  3. 投資を行う。(前は5万ドルでしたが最近はこの最低額があがってるかも?)
  4. 資金移転の前に、中央銀行にて登録を行い、解説銀行口座に資金移転を行う。
  5. 投資計画書を策定する。
  6. 必要書類をそろえ連邦警察に申請する。(ただし審査を行うのは労働省)

これらを経て初めて審査の対象となり、認可されて始めてビザの申請ができます。まあこれもこんな銀行口座開設というのがあるから結構難しいし、費用も結構かかります。

詳しい情報は、http://www.consbrasil.org/consulado/np/central1c.htm

国が広く、まだインフラが充分でないため、移動に時間がかかる。

ブラジルは広いため、飛行機での移動が一般的です。でも地方に移動するとなる便数が少なく、移動だけで結構一日仕事。またチェックインも、人で混雑しており、時間がかかるのが難点。早くインフラ整備を進めてくれたらいいのですが・・・。

銀行口座開設が複雑

銀行口座開設、これは長期ビザがないとほぼ不可能。口座開設のためには、CPF(個人登録)が必要です。このCPFはブラジルでの活動の全てのベースとなっており、この番号で全てが管理されます。ブラジルで何かをしようと思ったら、このCPF取得は不可欠です。銀行に行き、登録し、連邦警察で認証もらって、発行となるようです。銀行口座開設には、このCPFに、収入証明、居住地証明、個人の証明書等の書類が必要。

土地・不動産購入手続きが複雑

土地・不動産はレンタルすれば良いのでそれほど問題では無いと思いますが、土地不動産購入の手続き簡単に説明しておきます。

土地不動産売買は、各地区にあるCARTORIO(公証人役場)で管理されています。CARTORIOは従来のシステムを受け継いでいるところが多く、未だにタイプライター使ってるところもあります。まだこの部分は、情報化が進んでおらず、紙の文化です。不動産は、CPFさえ取得していれば、誰でも購入できます。住宅地物件の購入は比較的簡単です。問題は農地物件です。農地に関しては、外国人取得制限が設けられており、各市の何パート以上は外国人は購入できないという制限が設けられています。更に、購入地における保全地区割合が設定されており、その基準を満たさない土地の場合、売買契約成立が結構難しいです。これはブラジル国森林法に基づく法律です。色々複雑なプロセスがありますのでここでは割愛いたします。

投資は、環境法に基づいた設置が必要

環境法、これは超複雑に絡み合った法律です。事業は、これに基づき、設置することが必要で、設置まではまるでサイコロゲーム。振り出しに戻ったり、設置できなかったりすることがあります。近くの分譲地は、このプロセスが十分でなかったのか、アスファルト道路、照明だけ造って、宅地が建てられない状況のようです。この環境法は、要注意です。各設置する事業により取得するものが違います。ここでは本当に小規模な工房作ろうとしてますが、以下の認可取得が必要で、そのため準備を行っています。

  1. 設置環境ライセンスの取得
  2. 薪燃料使用許可
  3. 粘土採取許可
  4. 木伐採許可(直径5cmを超える樹木は伐採許可が必要)

上記の許可を取得するためには、上記の取得に必要な項目が国・州・市の法律に基づいて行われているという証明が必要です。これらの取得は専門の業者に依頼する必要があります。ただしこの農場は貧乏なため全て自分で取得を試みています。なおこれらの法律は、設置する場所での州環境法・市環境法により違いますので、設置場所の位置する地方政府で相談することが必要です。

法律が複雑、特に労働法が厳しく労働コストが高くなる。

最近、労働党になってから、労働法が厳しくなり、労働コストが上がったこと。労働党になるまでは比較的容易に雇用できた人も、雇用するためには熟慮が必要。法律は労働者を保護するためにできてますので、労働争議になると雇用サイドが確実に負けてしまうようです。労働者に支払う賃金の50%ぐらいが加算されてきます。

税金が高く、忘れると課徴金か課せられ雪達磨式に膨らんでくる。

税金の種類は色々ありますが、主に以下の通りになってます。

連邦税
 個人所得税(IRPF) 個人所得 7.5%~27.5%
 法人所得税(IRPJ) 法人利益 15% / 25%
 工業製品税(IPI) 製造施設および製造施設とみなされる場所からの工業製品の搬出に対し課税
 輸入税(II) 輸入品に対して課税
 金融取引税(IOF) 信用取引、為替取引

州税
商品流通サービス税(ICMS) 商品の流通や通信、運輸サービスなどに適用
自動車保有税(IPVA) 自動車保有 車種に課税
市税
 サービス税(ISS) 市により課税額 3%~5%

社会負担金
社会保険融資負担金(COFINS) サービスや商品の総売上高3%~7.6%
社会統合計画・公務員厚生年金(PIS・PASEP) 総売上高 0.65〜1.65%
法人利益に対する社会分担金(CSLL) 法人税の税引き前利益 9%

その他負担金
社会保険院(INSS) 給与額の30%
勤続年数補償基金(FGTS) 給与支払額の2%~8%さらに退職金としてFGT総額の40%

なんだか税金だけ取る国の様。ちなみにブラジル総生産額の40%程度は税・社会保証費といわれています。
詳しい情報は、下記のサイトで入手できます。
http://www.receita.fazenda.gov.br/GuiaContribuinte/Formularios.htm

治安対策費用がかかる。

治安はブラジルのボトルネック。所得格差が大きいだけにしょうがないのかも知れませんが、政府に何とかして欲しい項目です。

非常に問題だらけですが。まあこれでめげず、是非ブラジルに投資の夢持ってください。

ブラジル経済情報

ブラジルは国土が広く農地が一杯ありそうに見えるため農業国と見えそうですが、実際の経済活動は、サービス産業および鉱工業が主体です。高利子政策、経済の安定、世界経済成長の恩恵を受け、ブラジルに可也の資金が流入してきているようです。これらは、ブラジル通貨高騰要因となり、輸出業者、外国からの資金移転に頼っているものにとっては、台所事情が苦しい感じです。このNGOもその一部です。

経済は、改善しており、もしかしたら将来性の高い国になるかも?未開発な広大な国土、未開発の資源が埋蔵しており、国内輸送インフラ整備が整えば、この資源の有効活用による経済振も夢ではないと思われます。

政策的には労働者優遇措置が功を走し、低所得者層の購買力向上につながり、自国内での市場発掘が出来上がっており、輸出に依存しない経済構造を創り上げているようである。ちなみに自動車、オートバイ等の消費量は、ドイツを追い越し世界4位の自動車販売国になっています。住宅関連も好況で、いたるところで低所得者層の住宅建設、中・高所得者層のアート建設がいたるところで行われています。

ただし公共部門の投資は民間部門に比べ、活性化しておらず、大規模事業もほぼ民活による事業実施体制となっているようです。さらに公共事業の場合、環境法との整合性が取れておらず、充分な調査ができないのか、環境法がネックとなり、実施が円滑に進んでいないようです。一方、民間部門は、環境調査等の資金を必要に応じ捻出し実施しているため、比較的早く事業が進んでいるようである。

輸出品目は、コーヒー、大豆、カカオ、砂糖、オレンジジュース、肉類など、工業製品では、飛行機、家電製品、皮製品、繊維製品などが主要輸出産品となっている。これらの主な輸出先は、EU、北米、日本および中国となっている。近年、中国に対する大豆、鉄鉱石等の輸出が多くなっている。

さらに別ページにブラジル経済情報入れて有ります。

農牧業事情

農牧業は、ブラジルの主要産業でありましたが、近年、農牧業より、サービス業工業への人口移動が一段と加速しています。農牧業は、基本食料価格安定のため種々の方策導入、労働法の厳しさ、多額の資金の必要性より、農牧業の企業家および大規模化が加速し、小規模農家が除外される現象が生じている様です。

小規模農家は、生産物の安さによる営農維持の難しさ、労働法による雇用の難しさ等が要因となり、農業を放棄し、都市部での労働に従事する傾向となっている様です。ブラジルにおける主要農産物は、大豆、トウモロコシ、豆、コーヒー、サトウキビおよび畜産製品生産ですが、大半、大規模機械化農業を行っている農家のみが生き残ってる様です。大豆、トウモロコシ等の穀物生産者の場合、近年は1千㌶栽培でも、小規模とみなされて地域もありますし、全ての農作業が全機械化の段階に入っており、当セラード地区では、1生産者で1万㌶を超す栽培を行っている農家も多数存在しています。

畜産に関しても同様な傾向を示しており、ブラジルの主要輸出品となっている養鶏にかんしても、大規模化の傾向にあり、小規模農家が排除される傾向となっている。

ブラジルの農業はダイナミックという点では凄いものがあるが、雇用という面では問題がありそうである。

ただこの大規模生産者にしても高い純益性を出せるわけではなく、漸く生産費が捻出できる程度の経営となっています。世界穀物価格は、高騰しているものの、レアル高による被害を受け、レアル換算ではそれほど、世界穀物価格高騰の便益を蒙っていない状況が生じています。

ブラジルの農業は、ダイナミック性が高く、穀物価格高騰もしくはレアル安と言うことになったら、穀物生産量は格段に増加してくると予想されます。ちなみに大豆栽培面積は、1990当初、1千万㌶程度しかなかった栽培面積が、約2.2千万㌶(2009年)に大きく拡大している。また政策的に支援してるサトウキビに関しても栽培面積は大きく伸びており、マーケットの動向により大きく変化する生産構造となっています。

ちなみに我が零細農場は、牛乳生産に依存しているが、経費を差し引くと収入ゼロの状況です。生産物の安さと、市場での価格差が大きな問題かも知れない。

詳しい情報は、ブラジル農業情報およびブラジル牧畜業情報をご覧ください。別ページです。

資源事情

資源大国ブラジルと呼ばれるように、未開発の資源が多く残されている。代表的なものは以下の物かも知れない。

  • 土地資源
  • 鉱物資源
  • 水力資源

土地資源

土地資源は、開発が進んだサンパウロおよび南部地区を除き、有効に活用されているとは言いがたく、粗放的牧畜を主体とした土地利用が主となっている。特にこのセラード地区ではその傾向が顕著で、特に零細農家ほど有効活用がなされていない状況です。ちなみに、ブラジルの粗放的牧草地面積は約7.5千万㌶あるとされています。これが有効に活用されるようになれば、食料生産量も増加して来ると思われます。

鉱物資源

カラジャス鉱山に代表される鉱物資源は、ブラジル全土に広く分布しており、輸送インフラ網の不足により、開発されていないところが多数あるようである。ちなみに隣のトカンチンス州にもカラジャス鉱山以上の埋蔵量があるとの事である。

水力資源

水力資源は、現在至るところで開発が進んでおり、ビッグプロジェクトとしては、ロンドニア州の水力発電所計画等があります。資源大国、輸送インフラさえ整えば、可也の資源開発が期待できそうです。

インフラ整備状況

インフラ整備は、ブラジル国のボトルネックとなっているものの遅々として進まないようである。1990年代は、財政体制再構築に向け、緊縮財政が取られ、大半の事業がストップし、近年は、システム上の問題より、事業実施が遅れているようである。一方、民間部門の投資は活性化しており、いたるところで民間企業による大規模工事が実施されている。

今回の大統領ジルマ氏も、前政権時代よりインフラ整備に重点策を置いています。ただ、コスト高の性か成果は余り見られない様子である。ちなみにブラジルの建設コストは日本より高いと聞いたことがあります。まあインフラ整備に重点策を置いていることより、インフラ整備はゆっくりした速度ではあるが継続して行くと予想されます。

主なインフラ整備としては、下記のものがあります。

  • 鉄道敷設(南北鉄道その他)
  • アマゾン地区縦貫道
  • PEROBRASによる燃料輸送網構築
  • 港湾整備
  • 上下水道整備

ブラジル投資環境

BRICsの一員として、近年、目覚しい経済発展を遂げ、自国の需要も拡大して来ており、2000年代まで経済成長の妨げとなっていた外債問題は解消され、現在は、外債保有国となり、外国資金流入国となっています。ワールドカップおよびオリンピック等の大イベントが控えていること、活発な消費欲が存在することより、今後もこの経済成長は維持されることと予想されます。

世銀報告によると一人当たりGDPは1万ドルを超え、中進国より先進国の仲間入りもしているとの事です。政策的には、地方分権化が進んでおり、各地方自治体が政策および事業を決定できるシステムとなっている。そのため、中央政府のみならず、州・市等の地方政府も投資を活性化しており、投資環境は徐々に整ってくると予想されます。

州の税収源は、流通税が主であるが、この流通税は、近年、徴収システムの完備、経済成長、税収システムの構築により、税収が大幅に増加している。経済発展の目覚しい地区の当税の伸びは年率30%を超えているところもあります。平均的に各地方自治体の財務状況は格段に改善しており、各地方自治団体の財務状況も改善してきていることより、地方部での住宅の整備またそれが起爆剤となった消費の拡大が起きてくると予想されます。

なお、2007年度の一人当たりGDPは、US$8,000である。この様に金の動きが活発化していることより、ブラジル国内消費を根底においた事業は、成功する可能性が高いと思われます。ただし税率が高いことより、税優遇措置を取ってくれ、且つ市場に近いところで投資するのが効率の良い投資と思われます。

投資効果の高いと思われる地区

これは、僅かな当サイト管理者の独断によるものであるが、以下の地区における投資効果は高いと思われます。

  • サンタカタリーナ州イタジャイ市(イタジャイ港周辺)
  • マラミョン州サンルイス市(イタキ港周辺)
  • ゴイアス州アナポリス市

サンタカタリーナ州イタジャイ市(イタジャイ港周辺)

イタジャイ港は、ブラジルの近代的積出港となっており、コンテナー輸送のコア基地となりつつあります。ブラジルにはサントス港とか巨大港があるものの、実際には効率的に稼動していない状況にあり、今後のブラジルの輸出入はコンテナーを中心とした事業に変遷していくと思われる事より、その要素を備えたイタジャイ港は、取扱量も今後拡大していくと思われます。なお当港の主な土地扱い品目は、冷凍肉です。

マラミョン州サンルイス市(イタキ港周辺)

サンルイス市は、ブラジルの基幹輸出網となりえる南北鉄道およびイタキ港を有する市である。これまで貧困地区であったため、市場は開発されていないが、当市には、PETROBRASの製油工場設置を始め、メガプロジェクトの建設が予定されている。現時点で計画されている総投資額は4兆円と莫大な様です。この様な莫大な民間投資が計画されていますので、将来、サンルイス市は、莫大な消費を生むこととなると予想されます。

ゴイアス州アナポリス市

アナポリスは、前述のサンルイス市に比べ、大規模投資は無いですが、中規模投資が多数予定されています。近隣には経済成長目覚しい首都ブラジリアおよびゴイアニア市が控えており、当地区における消費は拡大してくると予想されます。また南北鉄道の開通によりブラジル中央部の集積基地となりえる可能性が高く、多くのビジネスチャンスがあります。

なお当農場は、この輸出基地に隣り合わせの農場である。興味ある方、どんどんお問い合わせください。

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